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友情は力強いものですが、お互いに関する意見は時に変わりゆくものです。新しい生活、時間の経過、その他の様々な要因によって、人は友人関係を解消したくなる時もあります。明確な理由がない場合もありますが、人が友人関係を解消したい時には、そのことを示す様々な兆候があるはずです。何か問題が生じた際には修復を試みることもできますが、友人関係を解消する方がよい場合もあります。
ステップ
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友人が自分に対して否定的な態度をとっているかを確認する 友人が定期的に失礼な態度をとる、けなす、何に関しても口論を始める場合には、その人は良き友人とは言えません。友人がこのような行動をとる場合には、相手にやめるように直接話してみましょう。それでもやめない場合は、悪い前兆かもしれません。[1]
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連絡をとる頻度を確認する 自分が友人に好かれていない場合、友人は自分とは積極的に連絡を取ろうとはしないでしょう。会話をしないだけでなく、メール、メッセージ(ラインなど)、その他の連絡手段なども同様です。その友人とあまり会話をしないのであれば、まだ本当に友人関係が続いているかどうかは曖昧といえるでしょう。[4]
- 会話が減ってくると、頻度や長さでわかります。以前ほど頻繁に話すことはもうないかもしれません。実際に話をしたとしても、非常に短い会話になり、あまり話題も見つからないと感じることもあるでしょう。
- 自分だけが連絡をとる努力をしている場合も、そのことに気付くでしょう。友人関係を維持するには努力が必要です。自分だけが連絡をとろうとしている場合、相手はもう既に興味がないのかもしれません。
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友人の近況をどのように耳にしているかを考える あまり会話しない事実と併せて、友人は生活の変化を自分には知らせていない可能性が大いにあります。友人関係を維持するには努力が必要であり、友人の近況は他の友人経由やSNSで知るべきものではありません。[5]
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その友人が他の人と過ごす時間のために自分を避けているかを確認する 何かを計画しようとしている時に、友人が忙しいという理由で断ったにもかかわらず、後に他の友人と時間を過ごしている場合は、自分を避けている証拠になるでしょう。
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友人のそばにいる時の気持ちを考える 友情が壊れかけている時に相手と会ったとしても、お互い不安に感じたり気まずく感じるかもしれません。 未だに何か重要な問題を解決していなかったり、お互いの心が離れてしまった可能性もあります。広告
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その友人と話す 自分が好かれていないことを示す相手の行動に気づいた時には、相手と話してみましょう。 心を開いて、自分の心配事に対して素直になりましょう。全てが今すぐ解決するわけではりませんが、自分が相手に好かれていない場合や、相手が特別な理由で怒っている場合に、解決しやすくなるでしょう。
- 自分がした行為に対して友人が怒っているかもしれないと感じる場合は特に、穏やかな態度で接するように心がけましょう。妥協や和解する姿勢を見せると、友人も同じ態度で接する気になるでしょう。[8]
- 心配事を話し合う時は、「アイ・ステートメント」(英語では、I statementと言い、「私」から始める会話)を使うとよいでしょう。不満を述べる際に「あなた」(あなたは…)から話し始めると、自分の意見がいかにも正しいように聞こえるため、「あなた」からは始めないようにしましょう。相手が自分に対して嫌な行為をした時には代わりに、「私は…と思う」など、自分の気持ちから話し始めるようにしましょう。その後に相手の行為を指摘し、その行為によって自分がどう感じるかを伝えましょう。こうすると、自分の意見がそれほど非難めいた感じには聞こえないでしょう。
- 自分が悪いと感じていても理由がわからない時には、自由回答式の質問をしてみるとよいでしょう。こちらからの直接的な質問に対して簡潔に答えてもらうのではなく、相手がきちんと話せる機会を作りましょう。何か問題があるのか、もしくは自分が何を間違えたのかを聞いてみましょう。[9]
- 謝罪や説明を求めた後は、友人をそっとしておきましょう。このような状況を処理するには時間がかかるもので、すぐに答えを期待するべきではありません。
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自分達の生活の中で物事が変化したかどうかを考える 人生は人々を違う方向に導くものであり、その先には自分も昔からの友人も存在しないかもしれません。友人は新たな興味を見つけた可能性もあり、それをあなたよりも新しい友人と共有することを選んだのかもしれません。[10]
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自己防衛的にならない 自分が友人に好かれていない事実を知ると、否定的感情を抱くこともあります。その感情を抑えたくないという思いと同時に、自分自身についてよく考える良い機会になるでしょう。自分がどういう感情を抱いているのか(怒り、恐れ、屈辱など)を把握し、次にするべき行動を見つけ出しましょう。[11]
- 友人が意味したことを自分がどう感じているかを考えましょう。人は自分の発言や行動によって、どのような影響が出るかを常に把握しているわけではありません。そのことを相手に気づかせると、謝罪の言葉が返ってくるかもしれません。もしくは、相手は本当に人身攻撃として発言した可能性もあり、その場合は自分は本当にその友人関係を続けるべきかをよく考えた方がよいでしょう。
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友人関係を評価する 有害な友人関係に陥ってしまったり、もしくは友情が有害になってしまう場合もあります。このような状況は肉体的にも精神的にも悪影響ですので、関係を終わらせることを恐れてはいけません。[12] その友人は真の友人でしょうか?しばらくの間、心が離れているようであれば、友情は終わりを迎えようとしているのかもしれません。
- 有害な友人関係の兆候は、友人の方から助言を求めたにもかかわらず、小ばかにしたり無視したりする、人の悩みには手を差し伸べずに友人本人の問題を人に押し付ける、定期的に喧嘩を仕掛ける、競争心をもつ、人の成功を喜ばないことなどです。
- 純粋な友人関係では、自分と友人はお互いを支え合って定期的に連絡を取り合い、意見に相違がある場合にも敬意をもって議論し、円満な解決を望めるはずです。真の友情を維持するには努力が必要であり、自分と相手の両方が努力する意思を持たなければなりません。[13]
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受け入れる 相手を無理やり自分の友人でいさせようするのは自分にとってもよくないことです。さらに状況が悪くなる場合もあるでしょう。自分が何か間違いを犯したわけではなく、物事が変化しただけのことなのです。 [14]広告
ポイント
- 自分と相手の間でお互い悪い感情を持つことは避けましょう。人は変化してゆくもので、今までのように友人関係が上手くいかない時もあるのです。相手が自分に対して特別に傷つけることをしたのでなければ、わだかまりを持つ必要はないはずです。
- うつ病や他の問題の兆候を見落とさないようにしましょう。その友人が全ての人を避けている場合は、深刻な問題を抱えている可能性もあります。
- 友情が崩れた時には、泣きたい気持ちになるものです。感情をさらけ出すことに問題はありませんが、元友人の前で泣くことは必ずしもよいとは言えません。
- 友人が自分と話すことを避けている場合は、場所が原因かもしれません。人混みの中では話しにくく、黙りこんでしまうこともあります。話をする時は、相手が話しやすい場所を見つけましょう。
- 自分が相手を好きなのと同じくらい、相手も自分が好きな場合もあります。意味のない理由で相手を傷つけることが絶対にないように気を付けましょう。
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出典
- ↑ https://www.psychologytoday.com/blog/wander-woman/201209/what-do-when-someone-doesn-t-you
- ↑ http://www.bettyphillipspsychology.com/id74.html
- ↑ http://blogs.psychcentral.com/psychoanalysis-now/2015/09/5-hidden-insults-and-how-to-foil-them/
- ↑ http://psychcentral.com/lib/the-care-and-maintenance-of-friendship/
- ↑ http://psychcentral.com/lib/the-care-and-maintenance-of-friendship/
- ↑ http://psychcentral.com/lib/when-friendships-split-the-healthy-way-forward/
- ↑ http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/depression/in-depth/depression/art-20045943
- ↑ https://www.psychologytoday.com/blog/the-friendship-doctor/200910/5-tips-mending-tattered-friendship
- ↑ https://www.umass.edu/fambiz/articles/resolving_conflict/meaningful_apology.html
- ↑ http://psychcentral.com/lib/when-friendships-split-the-healthy-way-forward/
- ↑ https://www.psychologytoday.com/blog/wander-woman/201209/what-do-when-someone-doesn-t-you
- ↑ http://www.cbsnews.com/news/how-to-spot-and-end-a-toxic-friendship/
- ↑ http://psychcentral.com/lib/the-care-and-maintenance-of-friendship/
- ↑ https://www.psychologytoday.com/blog/the-friendship-doctor/200910/5-tips-mending-tattered-friendship
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