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陰部はとてもデリケートなので、アンダーヘアを処理するのは少し怖いかもしれません。剃刀を使う危険性を避けたければ、幸いにも自宅で処理したり専門家の施術を受けたりする安全な方法があります。ここでは、アンダーヘアを剃らずに処理する様々な方法をそれぞれ詳しく説明します。これを参考にして、自分に最適な方法を見つけましょう。

方法 1
方法 1 の 4:

除毛クリーム

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  1. 除毛クリームには、皮膚のすぐ下までの毛を溶かす化学物質が含まれており、除毛後に毛がすぐに生えてくることはありません。薬局やドラッグストアなどで除毛クリームを探しましょう。デリケートゾーンに使える除毛クリームには刺激が少ない穏やかな化学物質が使われているため、「デリケートゾーンに使える」と表示されている製品を選びましょう。[1]
    • 除毛クリームを使うと、通常は痛みもなく効果的に除毛できますが、使用時に強く不快な臭いがします。また、永久脱毛ではないので、毛が生えるたびに除毛クリームを使う必要があります。
  2. 500円玉大の除毛クリームを肌に塗り、指定された時間通りに放置します。チクチクした痛みやヒリヒリするような感覚があれば、除毛クリームを洗い流しましょう。そうでなければ、時間になってから洗い流します。翌日まで肌の状態に注意して、炎症が起こらないか確認しましょう。[2]
    • 除毛クリームに含まれる化学物質に対してアレルギー反応を起こす人もいるので、デリケートゾーンに使う前に試してみることが重要です。
    • 肌に何も反応が出なければ、除毛クリームを使っても安全です。肌が赤くなったり発疹が出たりしたら、別の製品を探すか別の方法で処理しましょう。
  3. アンダーヘアが完全に隠れるように、除毛クリームをまんべんなく塗りましょう。肌にこすりつけても効果はないので、こするのはやめましょう。除毛クリームを塗り終わったら、すぐに手を洗います。[3]
    • 肌をさらに刺激する可能性があるので、炎症を起こしている肌や切り傷、傷痕、ほくろに除毛クリームを塗るのはやめましょう。
  4. 除毛クリームの使用方法を読み、塗ったまま放置する時間を確認しましょう。放置している間に毛が溶けるので、後で簡単に取り除くことができます。[4]
    • 放置時間は製品によって異なりますが、通常は、除毛クリームの効果が現れるまでに3、4分かかります。[5]
    • 肌がヒリヒリしたりかぶれたりしたら、すぐに洗い流しましょう。
  5. 清潔なティッシュペーパーで除毛クリームをゆっくり拭き取りましょう。除毛クリームと一緒に毛も拭き取ることができるので、肌がつるつるになります。除毛クリームをできるだけ多く拭き取りましょう。[6]
  6. 拭き取った後も除毛クリームが少し残っている可能性があり、放置時間を超えてつけたままにしておくと肌が炎症するかもしれません。シャワーを浴びるか入浴して、残った除毛クリームをぬるま湯で洗い流しましょう。肌が少し敏感になっている可能性があるので、乾いたタオルで軽く叩くようにして乾かします。[7]
    • 除毛クリームを使った後、ローションや保湿剤を塗る必要はありません。
    • 通常、除毛クリームの除毛効果は、毛が生えるまで2週間続きます。[8]
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方法 2
方法 2 の 4:

ワックス脱毛

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  1. ソフトワックスで脱毛する場合はストリップシートを使う必要があり、乾くと痛みが増す可能性があります。ハードワックスで脱毛すればストリップシートを使う必要がなく、肌に直接塗って乾いたらすぐに剥がすことができます。薬局やドラッグストアでワックス脱毛用品を探しましょう。[9]
    • ワックス脱毛は毛を根元から取り除くので、毛が生えるまでの時間が最も長くなりますが、毛を引き抜くので最も痛い方法でもあります。性器の周囲に使うのはかまいませんが、性器そのものに使わないようにしましょう。
  2. ワックスを使う際は、毛が短いほうが肌があまり引っ張られないので脱毛しやすいでしょう。エチケットはさみやボディトリマーを使い、アンダーヘアを肌の近くで切りましょう。肌を傷つけないように、慎重にゆっくりと行います。[10]
    • 細菌をうつす可能性が高いので、顔に使うエチケットはさみやトリマーを使うのはやめましょう。
  3. ワックス脱毛は強い痛みを伴う可能性があるため、事前にイブプロフェンやアセトアミノフェンを服用しておきましょう。薬の用量を守って服用し、効き始めるまで30分ほど待ちます。鎮痛薬を服用しても痛みや刺激を感じるかもしれませんが、それほど強くはないでしょう。[11]
    • ワックス脱毛を行う前に、保冷剤をあてて肌の感覚を麻痺させても良いでしょう。
  4. 清潔な肌のほうがワックスが貼りつきやすいため、シャワーを浴びてデリケートゾーンを洗いましょう。うまく脱毛できるように、タオルで軽く叩いて肌をしっかりと乾かします。[12]
  5. 購入したワックスの使用方法を読み、温めて柔らかくするための最適な方法を確認します。通常は、コンロやオーブンでワックスを加熱して溶かしますが、製品の使用方法に従いましょう。手首に少量のワックスをつけ、火傷や怪我をするほど熱くない程度に温まっているか確認します。[13]
    • ワックスの温度をきちんとコントロールしたければ、ネットショップなどでワックスウォーマーを購入しても良いでしょう。
  6. アイスの棒の先をワックスに浸し、すくい取ってアンダーヘアの狭い範囲に塗ります。きれいに塗ってきちんと脱毛するために、毛が生えている方向に沿ってワックスを広げましょう。ワックスが完全に乾燥するまで、そのまま数分待ちます。[14]
    • 手にワックスがつかないように、アイスの棒で塗りましょう。
    • 一か所ずつ脱毛すると時間がかかるかもしれませんが、脱毛後の肌の炎症が軽くなります。
  7. 片手で肌をしっかりと押えましょう。ワックスの端をつまみ、深呼吸をして心の準備を整えます。毛が生えている向きとは反対の方向へ素早く引っ張りましょう。チクッとしたり痛みを感じたりするかもしれませんが、そのような感覚はすぐになくなります。[15]
    • 自分でワックスを剥がせない場合は、信頼できる友人に手伝ってもらいましょう。
    • 次にワックス脱毛が必要になるくらい毛が伸びるまでには、通常3~6週間かかります。
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方法 3
方法 3 の 4:

短く切る

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  1. デリケートゾーンには、小さいエチケットはさみのほうが使いやすいでしょう。もしくは、引っかかったり毛を引っ張ったりする可能性が低いボディトリマーを使ってもかまいません。ただし、皮膚を挟まないように必ずガードアタッチメントを使いましょう。エチケットはさみはドラッグストアで、電動ボディトリマーは家電量販店で販売されています。[16]
    • 細菌を拡散しないために、顔に使う物とは別のエチケットはさみやトリマーを用意しましょう。
  2. 毛が濡れていると切っている部分が見えにくいので、切りすぎたり皮膚を切ったりする可能性があります。シャワーや入浴の後は、アンダーヘアを切る前にタオルで拭いてきちんと乾かしましょう。[17]
  3. 寝たほうが首をそれほど伸ばす必要がないので切りやすいと思うかもしれませんが、手元がよく見えなくなります。立って片脚を持ち上げたほうが手元を確認しやすいので、このような体勢で切りましょう。[18]
    • 後片付けが楽になるように、ゴミ箱を下に置いて切りましょう。もしくは、後で簡単に掃き掃除ができるように、硬い床の上で切っても良いでしょう。
  4. はさみを使う場合は、数本のアンダーヘアを指で挟み、ピンと張るようにそっと引っ張りましょう。好みの長さにゆっくりと切ります。場所を移動しながら、アンダーヘアを慎重に切っていきましょう。ボディトリマーを使う場合は、好みの長さに合うアタッチメントを取り付けます。肌がピンと張るように引っ張り、刺激を抑えるために毛が生えている方向に沿ってトリマーを動かします。[19]
    • アンダーヘアをどれくらいの長さに切り揃えるかは、個人の好みによって異なります。
    • 睾丸の周りの毛を切る際は、手鏡を使うと切っている部分を確認しやすいかもしれません。
    • 短く切ってもアンダーヘアーはなくなりませんが、長い毛やはみ出した毛を整えるには良い方法です。
  5. アンダーヘアの処理が終わったら、すぐに使用した物を消毒しましょう。布に消毒用エタノールを浸み込ませ、はさみやボディトリマーを拭きます。こうすると、表面に付着している有害な細菌を死滅させることができ、次に使うときの感染予防になります。[20]
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方法 4
方法 4 の 4:

専門家による施術を受ける

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  1. 初めてワックス脱毛をする場合や、自分でワックス脱毛をする自信がない場合は、デリケートゾーンのワックス脱毛を行っているサロンを探しましょう。サロンで施術を受ければ、最小限の痛みで脱毛できて、感染のリスクも最小限に抑えることができます。[21]
    • サロンでは、ワックスを塗るたびに別の棒を使用する必要があります。同じ棒を繰り返し使っているとワックスが汚染され、細菌が拡散するかもしれません。[22]
  2. ニードル脱毛は、細い針を毛穴に挿入し、電気を流して毛根の細胞を破壊する施術で、病院で行われます。通常痛みはありませんが、針が刺さるチクッとした感覚があるかもしれません。毛の濃さや太さにもよりますが、完全に脱毛するには毎週、または1週間おきに最長で1年半施術を受ける必要があります。[23]
    • 1回のニードル脱毛にかかる時間は、通常15~60分です。
    • 施術が適切に行われないと、感染したり傷痕が残ったりする可能性がわずかにありますが、病院で施術を受ければ非常に安全です。
  3. レーザー脱毛は、強い光で毛包を破壊して毛が生えないようにする施術です。 レーザー脱毛は、毛周期の成長期に行う必要があるので、通常は、すべての毛を取り除くまで皮膚科などの医療機関で毎月施術を受ける必要があり、費用はかなり高額になる可能性があります。[24]
    • レーザー脱毛の施術は、クリニックや皮膚科などの医療機関で受けましょう。
    • レーザー脱毛は、性器そのものではなく性器周囲のデリケートゾーンに対して行われる施術のため、アンダーヘアを完全に取り除きたい場合には最適な方法ではないかもしれません。
    • レーザー脱毛が完了しても数本の毛が生えてくることがあり、年に1度施術を受ける必要があるかもしれません。
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このwikiHow記事について

Adarsh Vijay Mudgil, MD
共著者 ::
認定皮膚科医・皮膚病理学医
この記事の共著者 : Adarsh Vijay Mudgil, MD. アダーシュ・ヴィジェイ・ムドギル医師はニューヨーク州ニューヨーク市にて最先端の皮膚科治療を提供しているクリニック「Mudgil Dermatology」の経営者です。 同地区において皮膚科医と皮膚病理学医の両認定資格を保有する数少ない医師の1人でもあり、医療、外科、美容皮膚科治療と全ての分野のエキスパートとして活躍。エモリー大学にてオナーズ付学士号(ファイ・ベータ・カッパに所属)、ストーニーブルック大学医学科にてオナーズ付医学博士号(アルファ・オメガ・アルファに所属)を取得。 同医学科在学時には、全国でもごく少数の学生しか手にすることのできないハワード・ヒューズ医学施設フェローシップおよび奨学金を獲得。 マンハッタンにあるマウントサイナイ病院にて皮膚科の臨床研修を修了し、研修時にはチーフレジデントを務めました。さらに皮膚病理学研究で有名なアッカーマン皮膚病理学研究所にてフェロー課程を修了。米国皮膚病学会、米国皮膚形成手術学会、米国皮膚病理学学会の上級会員、マウントサイナイ病院の教授陣の一員でもあります。 この記事は2,231回アクセスされました。
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