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Windows 11に関する実態調査
ハイブリッドワークとAI活用がもたらす

“新しい働き方”に

ふさわしいノートPCとは

必要に応じて在宅か出社かを選ぶ柔軟な働き方(ハイブリッドワーク)をする人が増えている。その際に、自宅でオンライン会議に参加したり、出先で顧客に会ってプレゼンテーションをしたりと、多様な使い方をするノートPCはどのような性能を備えているべきだろうか。携行性に優れることはもちろんだが、オンライン会議を快適に行える、AI活用に対応しやすいなど、今求められる条件とそれに合ったノートPCを探る。

携行しやすく、
タブレットとしても使える注目の新機種

コロナ禍が収束して以後、オフィスや外出先などで対面コミュニケーションを取る機会が増えている。しかし、以前のように出社一辺倒の働き方に戻ったというわけではない。デル・テクノロジーズが2024年2月に全国を対象として行った調査*では、25%の人がテレワークと在宅の組み合わせ、または完全在宅で勤務していることが分かった。そして、2024年1月に東京都が都内の企業を対象に行った「テレワーク実施率調査」によると、従業員30人以上の企業の41.6%、300人以上の企業の62%がテレワークを取り入れており、実施回数については43%の企業が週3日以上と回答。「ハイブリッドワーク」がかなり広く定着していることがうかがわれる。

*株式会社Grillに委託

この新しいワークスタイルの前提条件は「いつでも、どこでも働ける」ということだが、そのために欠かせないツールがノートPCだ。デル・テクノロジーズの沼田 智帆氏は、ハイブリッドワークの拡大とともにノートPCに対するニーズは、「携行性」「セキュリティー」「パフォーマンス」という点において、いずれも高まっていると指摘する。

ハイブリッドワークが増えている中、持ち歩くPCは当然、軽量かつ頑丈であることが望ましい。シェアオフィスやカフェのような公共の場で作業をする際は、他者に画面を見られることで機密情報が漏えいするリスクがある。また、最近は複数のアプリを同時に立ち上げながらのオンライン会議など、端末に高い負荷のかかるシーンも少なくないので、メモリやストレージ、CPUのスペックにも余裕が欲しいところだ。

デル・テクノロジーズはユーザーが抱くそうしたニーズをクイックにキャッチアップし、この春、法人向け「Dell Latitudeシリーズ」9製品のラインアップを刷新した。中でもハイブリッドワークをするビジネスパーソン向けに注目したいのが、「Dell Latitude 7350 Detachable(以下、Latitude 7350 Detachable」だ(写真1)。

重量はキーボードを合わせても1.18kgと、持ち運んでも苦にならない軽量さを実現している。
通常はノートPCとして、モニター部をキーボードと切り離せばタブレットとして活用できる。
内蔵のインテル® Core Ultra プロセッサーにはNPUが搭載され、AI利用時のCPUの負荷を下げてデバイスとバッテリーのパフォーマンスを維持する

デル・テクノロジーズ株式会社
クライアント・ソリューションズ統括本部
クライアント製品本部
フィールドマーケティングアナリスト
沼田 智帆氏

その大きな特徴は、「デタッチャブル」の名称が示す通り、モニター部を取り外せばタブレットPCとしても使える点だ。

「Webブラウザを縦表示にして見やすくしたり、キーボードに格納できるスタイラスペンで画面上に書き込みをしたりすることができます。モニターを相手に向けてプレゼンをするのにも便利で、契約書などへの署名をもらうのも簡単なことから、営業職のお客様にも大きな反響をいただいています。頑丈でありながら、重量はモニター部798g、キーボード390gで、トータルでもわずか1.18kgと、持ち運びのしやすさという点でも申し分ありません」(沼田氏)

しかも、タブレットの背面左右にファンを搭載し、キックスタンド下の吸気口からも空気を取り入れるため、机に置いてノートPCとして利用する際のパフォーマンスを最大化できるという(写真2)。

ノートPCのパフォーマンスを最大化するために筐体内部の排熱は欠かせない。
Latitude 7350 Detachableはデュアルファンに加え、キックスタンド下に吸気口を備え、筐体内部に多くの空気が流れるよう設計されている

バッテリー性能もオンライン会議支援機能も向上

ハイブリッドワークをサポートするという点で、Latitude 7350 Detachableはほかにも様々な機能を備えている。その1つが、デル・テクノロジーズの法人向けの主な製品で提供されている、個々のユーザーの作業スタイルを学習してデバイスとアプリケーションのパフォーマンスを最適化する、AIベースのソフトウエア「Dell Optimizer」だ。

ノートPCを持ち歩くときに悩ましいのがバッテリーの持続時間だが、常にフル充電を保っているとバッテリーが劣化することが知られている。そこで80%程度に抑えて利用している人は多いはずだが、そうすると、いきなりフル稼働させる場面に遭遇すると、バッテリー切れの危険に直面してしまう。Dell Optimizerに搭載されたExpress Chargeは、ユーザーの次の行動を予測して適切な充電量を調節。AIが過去の行動パターンから勘案し、ACアダプターに接続し続けていたとしても充電を抑制するなど、自動的に最適な充電制御を行ってくれるのだ。一方、Express Charge Boostを使えば20分で最大35%まで充電でき、隙間時間にカフェで、もしくはオフィスに戻って急いでチャージしたいときなどに効力を発揮しそうだ。

また、カフェのような外出先では周囲の目線が気になる。最近ではシェアオフィスの利用も広がっているので、オフィスといえども情報の保護が欠かせない。そこで、液晶パネルに表示されている情報をしっかり保護するために役立つのが「のぞき見検出機能」だ。背後から画面を見られていることを検出すると通知を表示し、画面をテクスチャー表示することで読み取りできないようにする機能だ(動画1)。ユーザーがPCを離れると自動的にロックし、戻ってきたら解除する機能とともに情報流出を防止する。

動画1

デル・テクノロジーズ株式会社
クライアント・ソリューションズ統括本部
クライアント製品本部
フィールドマーケティングアナリスト
ホ・ウォンジン氏

「ハイブリッドワークが増えたため、オンラインでのコミュニケーションが増えました。Dell Optimizerには、オンライン会議を快適に行うための機能もあります」と説明するのは、同社のホ・ウォンジン氏だ。

オンラインミーティングでは、TeamsやZoomの画面がバックグラウンドになっていたり、マウスのポインタの位置がわからなかったりして、必要な機能の操作にまごつき、対話のペースを乱してしまうことがよくある。それを防ぐのが「カメラ」「画面共有」「チャット」「マイク」の4つのボタンを備えた「コラボレーションタッチパッド」だ。これを活用すれば目的の機能に迷わずアクセスできる。オンラインミーティングに参加すると自動的に表示され、ミーティング中でもスワイプ動作でボタンの表示/非表示を切り替えられる(写真3)。

コラボレーションタッチパッドを起動させると、「カメラ」「画面共有」「チャット」「マイク」にワンタッチでアクセス可能。
画面に書き込みができる「スタイラスペン」は、キーボードに格納するとわずか30秒でフルチャージされる

自分の声を伝えるマイクは、AIを活用したノイズキャンセリング機能で生活音や雑音を効果的にカット。前面に配置された高音質のデュアルフロントスピーカーは、相手側の雑音やエコーなどを除去してクリアな声を届けてくれる(動画2)。

動画2

正面のカメラもAIが制御し、被写体を常に中心にとらえるオートフレーミング機能や、まるで一眼レフのボケ感を演出するような背景ぼかし、会議の最中にユーザーがスライドの説明を読むために視線を落としたとしてもカメラ目線を維持するアイコンタクト補正などを実現。こうした機能は撮影スタジオや特別な機材が無ければ通常は実現できないものだが、AIがこれらの表現を実現する。背面カメラも備え、こちらは例えばイベント会場の準備状況をライブの画像で報告するといったときに有用だ。

「Dell Optimizerはお客様の声を反映しながら適宜アップデートしており、最新バージョンではバッテリーの使い方、オンライン会議中のエコーやノイズについてハイブリッドワーク環境下での最新の働き方に応じたAI学習モデルに更新を行うことで、より適切な動作ができるようにチューニングを行いました」とホ氏。Latitude 7350 Detachableはまさに、ハイブリッドワークを快適にするためにリリースされた機種だといえそうだ。

OSのマイグレーションや生成AIの活用を
トータルサポート

Latitude 7350 Detachableの高いパフォーマンスを支えるのが、プレミアムなノートPC向けに開発され、2023年末にリリースされたインテル® Core Ultra プロセッサーである。そのCPUにはAIのプロセシングを担うNPUが搭載され、前述のようなオートフレーミングを制御する。AI ワークロードにNPUを使用することで、電力効率が良くなりバッテリーも長持ちしやすくなる。

さらにソフトウエアレベルでは、最近ChatGPTに代表される生成AIの進化も著しく、これを業務効率化に役立てる動きが加速。マイクロソフトもAIアシスタント「Copilot in Windows」を提供しており、2025年10月にサポートが終了するWindows 10でも一部の機能を利用できる。しかし、本格的に活用したいならばWindows 11 Proに移行するのが望ましい。Microsoft 365アプリと連携して動作する生成AI機能「Copilot for Microsoft 365」の活用(Microsoft 365とCopilotのライセンスが必要)も視野に入れているならばなおさらだ。

デル・テクノロジーズ株式会社
サービスビジネス営業統括本部
担当部長
白戸 俊介氏

「ただし、Copilotのような生成AIを実際の業務にどう活用すれば確実に成果を得られるかまで見通している企業は少ないのが実情です」と話すのは、デル・テクノロジーズの白戸 俊介氏だ。Copilot for Microsoft 365の利用にはライセンスの取得が必要で、投資コストに見合う成果を得られるかどうかが問われる。そこで二の足を踏む企業もあるが、これからのビジネスはAI活用を避けて通れない。その成否が将来の競争力を大きく左右することは必至だろう。

「そこで私たちは、Copilotを社内の職種ごとにどう適用させれば生産性を高められるかをペルソナアセスメントで明らかにし、実際の業務での展開から定着、利活用のさらなる拡大まで総合的にサポートするコンサルティングサービスをご提供しています」(白戸氏)

併せてWindows 11へのスムーズな移行を支援する「Windows 11設計支援サービス」も用意。Windowsに精通したテクニカルコンサルタントが「機能活用ワークショップ」「機能検証支援サービス」「OS設計支援サービス」を通じて、Windows 11を最大限に活用できるように後押しするという。「既存のOSのサポートが終了するから仕方なく置き換えるのではなく、これまで利用してこなかった機能を積極的に採用したり、リモート業務の体制を強化したり、生産性を高める好機としてとらえることで、さらなる働き方改革にもつながります」と白戸氏は語る。

ハイブリッドワークやAIの普及は、ビジネスを取り巻く環境を大きく変えようとしている。そんな新時代のベストなワークスタイルを体感してもらうべく、デル・テクノロジーズは東京の本社オフィスに「クライアントソリューションルーム」を開設(写真4)。「自宅」「オフィス」「カフェ」の3つのワークスペースをユースシナリオとして再現し、Latitude 7350 Detachableを含む最新のデモ機を展示している。Dell Optimizerの各機能やCopilotの操作を実際に体験してみれば、自身の仕事がどう効率化するかをリアルにイメージできるはずだ。クライアントソリューションルームはデル・テクノロジーズの営業担当へ相談すれば予約できるので、最適なハイブリッドワークに向けた第一歩として利用してみてはどうだろうか。

本社オフィス(東京都千代田区)内で、最新のPCや周辺機器を展示。Latitude 7350 Detachableのデモ機も置かれ、「盗み見検出機能」「オーディオ最適化」などDell Optimizerの主な機能を体験できる(利用には予約が必要)

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