Gmail ユーザーに新しいソーシャル・ウィジェットが登場しました。メールや Google バズ、ドキュメントやカレンダーの予定に出てくる相手に関する情報をこのウィジェットが表示します。グループ・チャットを開始したりメールをやりとりしている相手とミーティングを設定するのも簡単になります。
リリース方式: 早期リリース*
ご利用可能な Edition: Google Apps, Google Apps for Business, Government および Education
ご利用可能な言語: Gmail でサポートされているすべての言語
新機能へのアクセス方法: メールのスレッドを見ている時に画面の右側にウィジェットが表示されます。この機能のロールアウトは既に始まっており、今週中にすべてのユーザーにてお使いいただけるようになります。
より詳しく:http://gmailblog.blogspot.com/2011/05/introducing-people-widget.html (英語)
*計画的リリース・トラック:「Enable scheduled releases」を管理者コントロールパネル上で選択しているドメイン。詳しくはこちら。(英語)
Google Calendar Connector for Lotus Notes R1.2.3 がダウンロード可能となりました:
新しい接続テスト機能:Google Calendar Connector for Lotus Notes とドメインの設定をチェック。またファイアウォールやプロキシサーバによる Domino サーバーとウェブ間の制限についても確認します。 問題の修正:ユーザー名にアポストロフィが含まれている際、Notes のビジータイムを返せないという本ツールの問題が修正されました。
ご利用可能な Edition: Google Apps for Business, Government および Education
ご利用可能な言語: アメリカ英語のみ
より詳しく:http://www.google.com/support/a/bin/answer.py?answer=181256
Gmail のモバイル用ウェブアプリにて、メールやスレッドのアーカイブ、削除やラベルの追加や削除を行った直後数秒以内でしたら、その操作を取り消せるようになりました。
ご利用可能な言語: モバイル Gmail でサポートされているすべての言語
新機能へのアクセス方法: Android、iOS や Blackberry OS 6.0 の端末から Google Apps のメールアカウントにログインし、サポートされている操作を実行後、「取消」をクリック。
より詳しく:http://gmailblog.blogspot.com/2011/04/undo-certain-gmail-actions-in-your.html(英語)
Android 用 Google ドキュメント アプリを使って Google ドキュメント上のファイルを閲覧・編集できるようになりました。以下の機能が含まれています:
- 簡単に新規のドキュメント作成やスター付きアイテムにアクセスできるようにするウィジェット - Gmail から直接ドキュメントを開く機能 - 写真からドキュメントを作成する OCR 機能 - お使いの Android 端末上の連絡先とドキュメントを共有する機能
新機能へのアクセス方法: Android 2.1 以降に対応している Android 向け Google ドキュメント アプリは Android マーケットでダウンロード可能です。
より詳しく:http://googledocs.blogspot.com/2011/04/introducing-new-google-docs-app-for.html(英語)
下記の機能が計画的リリースを選択しているドメインにてご利用いただけます。
Google カレンダー: 予定の色分け
下記の機能が計画的リリースを選択しているドメイン向けに 5 月 31 日にリリースされる予定です: Gmail: 重要マークと「重要」ラベル。優先トレイを完全に有効にしなくても重要なメールへマークがつくようになります。
Google ドキュメント: ピボットテーブル
リリース方式: 計画的リリース*
より詳しく:http://googledocs.blogspot.com/2011/05/summarize-your-data-with-pivot-tables.html(英語) 重要マーク:http://mail.google.com/support/bin/answer.py?hl=ja&answer=186535
*計画的リリース:「Enable scheduled releases」を管理者コントロールパネル上で選択しているドメインが対象。詳しくはこちら。(英語)
Google Apps Sync for Microsoft Outlook(R) の最新バージョンでは、 Outlook Notes を Google ドキュメントに同期できるようになりました。これにより Outlook 上のノートがクラウドの Google ドキュメントに同期・保存されることになり、場所を問わずどのディバイスからでも同じ Outlook のプロファイルを使って同期を取れるようになります。 注意事項: - 最も上位の階層のノートしか同期されません - Google ドキュメントを非公開、プレインテキストにしておいてください - カテゴリーは同期されません
新機能へのアクセス方法: 既にインストール済の場合、自動更新されます。 Outlook のノートと Google ドキュメントの同期は早期またはベータ版の機能であり、Google Apps Sync for Microsoft Outlook(R) バージョン 2.3 以降でご利用になれる機能であることをご了承ください。
より詳しく:http://mail.google.com/support/a/google.com/bin/answer.py?answer=1254189
Google Apps Migration for Microsoft Outlook(R) v2.1 が以下の機能と共にダウンロード可能となりました。 - OAuth 認証のサポート - SSO(シングルサインオン)を使ったサインインのサポート - 移行テストの際有用な、カレンダーのファンアウトを無効化する新しいコマンドラインフラグ
新機能へのアクセス方法: 既にインストール済の場合、自動更新されます。ダウンロードページ(英語)
より詳しく:http://mail.google.com/support/bin/topic.py?hl=en&topic=28813(英語)
AOL のスクリーンネームなしで AIM の友達とチャットできるようになりました。Gmail、iGoogle、Orkut や Google Talk から AIM ユーザーをチャットの連絡先に追加できます。AIM ユーザーも Google チャットの連絡先を、チャット・クライアントから追加できます。
新機能へのアクセス方法: AIM の連絡先をチャットリストに追加します。 注意:AIM のアカウントに Gmail からはログインできなくなりました。AIM に登録していた連絡先はマニュアルで移行、もしくは一括移行ツールを使って移行してください。
より詳しく:http://gmailblog.blogspot.com/2011/05/changes-and-improvements-to-aim.html(英語)
Google Apps Directory Sync ツールの新しいバージョンがリリースされダウンロード可能となりました。OAuth 認証における改善が含まれています。
新機能へのアクセス方法:ダウンロード
より詳しく:Release notes(英語)
モバイル端末用 Google Sync に以下の新機能が追加されました。 - サービスのオン・オフ 管理者が、コントロールパネルより組織の Google Sync 利用をオン・オフにできるようになりました。 - 送信メールアドレス Gmail にて設定した From アドレスをiOS で認識できるようになりました。
ご利用可能なEdition: Google Apps, Google Apps for Business, Government および Education
ご利用可能な言語: 英語(アメリカ) *拡張版コントロールパネル
新機能へのアクセス方法: コントロールパネルより「組織とユーザー」タブから「サービス」タブをクリックします。設定を適用したい組織を選択し、Google Sync のオン・オフを設定します。
より詳しく:http://www.google.com/support/mobile/bin/answer.py?answer=138740&hl=jahttp://www.google.com/support/a/bin/answer.py?answer=135937&hl=ja
Google スプレッドシートにおいてピボットテーブルを利用してデータ分析を行えるようになりました。ピボットテーブルを使うと様々な角度から簡単にデータを要約することができます。
ご利用可能な言語: Google スプレッドシートでサポートされているすべての言語
新機能へのアクセス方法: 分析したいデータを選択し「データ」メニューから「ピボット テーブル レポート」を選択します。選択された「行」、「列」、「値」をエディタ内でドラッグすることが可能です。またあらかじめ組み込まれている公式を使い、「値」のセクションに含まれているデータを要約することもできます。 注意:現在 Google スプレッドシートでは Microsoft Excel からインポートされたピボットテーブルはサポートされていません。
より詳しく:http://googleenterprise.blogspot.com/2011/05/pivot-tables-now-in-google-spreadsheets.html (英語)ヘルプ記事
*早期リリース:「Enable scheduled releases」を管理者コントロールパネル上で選択していないドメインが対象。詳しくはこちら。(英語)
Google Tasks 向けに新しい API がリリースされました。この API により、デベロッパーがアプリケーションにタスク・クエリや修正機能を追加できます。
新機能へのアクセス方法:API Console より Tasks API をアクティベートしてください。様々なプログラミング言語用のクライアント・ライブラリ(英語)があります。
より詳しく:http://googlecode.blogspot.com/2011/05/getting-organized-with-tasks-api.html (英語)
Google ドキュメント: 旧バージョンのエディタを使って作成されたドキュメントを新バージョンへユーザーが移行できるリンク。新バージョンへ実際に移行させる前に、プレビューを見ることができます。
下記の機能が計画的リリースを選択しているドメイン向けに 5 月 24 日にリリースされる予定です: Google カレンダー: 予定の色分け
より詳しく: Google ドキュメント:http://docs.google.com/support/bin/answer.py?answer=176442 予定の色分け:http://www.google.com/support/calendar/bin/answer.py?hl=ja&answer=1248865
Google Apps 管理者がドメインの管理者権限を他のユーザーに付与することができるようになりました。どの業務をどのユーザーに付与するかをコントロールパネルで設定できます。
この管理者権限委譲(付与)機能により、「特権管理者」がパスワードのリセットやユーザーアカウントの作成といったドメイン管理業務の一部を他のユーザーに委託できるようにし、しかしユーザーアカウントの削除やドメイン全体における Gmail といったサービスの無効化を行う権限は特権管理者のみが持っているように設定できるようになりました。 またこの機能を使い、管理者(特権管理者から管理者権限の一部を付与されたユーザー)はコントロールパネル上の「高度なツール」や「サポート」といったタブを見られないように、特権管理者が管理者の権限を設定することが可能です。
ご利用可能なEdition: Apps for Business および Education
ご利用可能な言語: アラビア語、中国語(簡体字・繁体字)、オランダ語、英語(US)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語(PT、BR)、ロシア語、スペイン語、チェコ語、インドネシア語、スウェーデン語、タイ語、トルコ語、ベトナム語、デンマーク語、フィンランド語、ヘブライ語、ハンガリー語、ノルウェー語、ウクライナ語
新機能へのアクセス方法:
より詳しく:http://googleenterprise.blogspot.com/2011/05/customizable-approach-to-administrative.html ヘルプ記事:http://www.google.com/support/a/bin/answer.py?answer=33325
Google Apps の管理者が、ドメイン内での Google カレンダーラボ機能を使えるかどうかをコントロールできるようになりました。
ご利用可能な言語: Google Apps のコントロールパネルでサポートされているすべての言語
新機能へのアクセス方法: 管理者コントロールパネルより、「設定」から「カレンダー」をクリックします。カレンダーのラボ機能をオン/オフにするチェックボックスが追加されていることをご確認ください。
より詳しく:http://www.google.com/support/a/bin/answer.py?hl=en&answer=1187241 (英語)
Google Calendar Sync ツールを使って、Google カレンダーを 64 ビット版 Outlook 2010 と同期できるようになりました。
新機能へのアクセス方法: ツールをインストールし、sync option と frequency を設定します。64 ビット版 Outlook 2010 と同期させるためには、このツールの既存ユーザーは新たに最新バージョンをダウンロードしインストールする必要があります。 注意:Google Apps for Business, Government および Education のユーザーはお使いの Google カレンダーとメールを Google Apps Sync for Microsoft Outlook を使って同期させることも出来ます。詳しくはヘルプセンター(英語)をご覧下さい。
より詳しく:http://gmailblog.blogspot.com/2011/04/google-calendar-sync-upgrades-outlook.html
Gmail に最大で 25,000 件の連絡先を登録できるようになりました。更に各連絡先エントリーの最大容量が 32KB から 128KB になりました。
新機能へのアクセス方法: 新しい仕様が既にすべてのユーザーに適用されています。
より詳しく:http://gmailblog.blogspot.com/2011/05/store-up-to-25000-contacts.html
Google ドキュメントリスト: - フォルダの構造を維持したままでのフォルダアップロード - ドキュメントリストと統合されたアップロードページ - ファイル形式の変換や OCR に関する設定を保存可能に - ファイルのアップロード時、ドラッグ & ドロップでファイルをドキュメントリストに移動可能に
Google スプレッドシート: - 画像のアップロード:お使いのコンピュータやウェブ、Picasa ウェブアルバムから Google スプレッドシートに画像をアップロード - メニュー画面の変更
Google サイト: サイト全体をカスタマイズできるウェブフォント
下記の機能が計画的リリースを選択しているドメイン向けに 5 月 17 日にリリースされる予定です: Google ドキュメント: 旧バージョンのエディタを使って作成されたドキュメントを新バージョンへユーザーが移行できるリンク。新バージョンへ実際に移行させる前に、プリビューを見ることができます。
より詳しく:http://docs.google.com/support/bin/answer.py?answer=176442
Google Apps Connector for Blackberry Enterprise Server のバージョン 3.2.25 が以下の機能と共にダウンロード可能となりました:
このバージョンでは Google Apps Connector を使って接続している BlackBerry 端末上の Gmail にて独自に設定した [From] アドレスをサポートする機能が追加されました。ウェブ上の Gmail と同様に、ユーザーはどのアドレスを使ってメールを送信するか選べるようになります。
この機能を有効にするには、Google Apps Connector for Blackberry Enterprise Server の最新バージョンをダウンロードし、HKCU\Software\Google\Google Apps Sync\EmailSync に DWORD Key "SendAsEnabled" を value 1 にて追加してください。
ご利用可能なEdition: Google Apps for Business, Government および Education
新機能へのアクセス方法:ダウンロードページ
より詳しく:http://www.google.com/support/a/bin/answer.py?hl=en&answer=159400
注意:BlackBerry Enterprise Server 4.1.7 MR 3 へのサポートは 7 月 2 日までに終了します。Google Apps Connector for BlackBerry Enterprise Server をお使いの場合、バージョン 5.0.2 への早めのアップグレードを推奨いたします。
カレンダーの予定を色によってカテゴリー分けできるようになりました。
ご利用可能な言語: Google カレンダーでサポートされているすべての言語
新機能へのアクセス方法: 予定をクリックし、ポップアップウィンドウの左上にある色付きの四角をクリックします。 ユーザー自身とそのカレンダーへのアクセス権がある人のみが予定の色を変更することができます。
より詳しく:http://gmailblog.blogspot.com/2011/05/color-code-your-google-calendar-events.html
Google Apps の管理者がグローバルアドレス リスト / オートコンプリートからニックネームを除外できる機能が追加されました。 以下のいずれかの設定が可能です:
- すべてのメールアドレスを表示 - ニックネームを非表示 - ニックネームがある場合はプライマリメールアドレスを非表示
ご利用可能な言語: アメリカ英語(拡張版コントロールパネル)
新機能へのアクセス方法: 管理者用コントロールパネルにて “Domain Settings” より “User Settings” > “Contact Sharing” を選択。 注意: - 設定が反映されるまでに最大で 24 時間かかることがあります。 - ドメインエイリアスに基づいたメールアドレスはこの設定による影響を受けません - 今後も非表示のままとなります。 - ユーザーが各自の連絡先に登録しているメールアドレスはこの設定による影響を受けません- マニュアルでそれらのアドレスを削除しない限り、今後もオートコンプリートで表示されます。 - この設定は「連絡先」での検索と詳細にニックネームが表示されるかもコントロールしています。
より詳しく:http://www.google.com/support/a/bin/answer.py?answer=60218
Google スプレッドシートのメニュー項目に以下の変更が加えられました:
- 新しい「データ」オプションにより、最近追加されたフィルタリング機能がより使いやすく - 「フォーム」が「ツール」の中に移動しました - その他の小さな変更
新機能へのアクセス方法: スプレッドシートを編集時に「メニュー」オプションをご参照ください。
以下の新しい機能が Email Settings API に加わりました:
- Forward the email(メールの転送) - Never send it to spam(決して迷惑メールにしない) - Star it(スターを付ける) - Send it to trash (ゴミ箱に入れる)
より詳しく:http://code.google.com/googleapps/domain/email_settings/developers_guide_protocol.html#GA_email_filter_main
「Google Workspace の最新情報」というヘルプセンターのページでは、「Google Workspace アップデート ブログ」には掲載されていない細かな変更も含めた Google Workspace の新サービスや新機能についてご紹介しています。