磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

原水爆と人間

2006年11月03日 | 読書日記など
『原水爆と人間』
    松田一・林柏(著)/岩崎書店1956年

古い本です。細い項目があります。
原水爆禁止日本協議会の方たちが推薦されいます。



激しい口内炎について書かれてあります。いろいろな資料を読んでいますと、被爆された方たちの歯がぬけたことが書かれてありました。

けっこう口内炎なんて身近な病気でも、歯を失うのかと思いました。

はげしい口内炎はさらに進んで咽頭炎、扁桃腺炎、喉頭炎などを起したという。

細菌感染もおこしやすくなるそうです。

β線によるヤケドが書かれてありました。下「」引用。

「又、γ線や中性子によって周囲の物体から出されるβ線もその物体の人体との関係位置によっては影響を与える場合も考えられる。事実、アルミの飯盒をもっていたために手にだけ強い皮膚障害をうけた 例、金属のシガレットケースをポケットに入れていたためその近くの皮膚にひどい火傷をうけた例、ズボンとポケットに鉄の鍵をいれていたため大腿部にやけどをした例などが知られている。これらはやや
極端な場合であるが、いずれもβ線の作用によるものとされている。(文献39・40参照)」



オゾン層も破壊すると書いてあった本もありましたね。

「放射線で女性を去勢するには」という項目がありました。

こんな無茶なことをしていたのですね。


癌の治療にしたって、放射線治療は『毒をもって毒を制す』という感じですね。

第五福竜丸事件で、放射能マグロを食べた人たちのことが書かれてありました。

放射能の影響を訴えて体調を悪くした方がおられたようです。

しかし、その後の調査はしていないようです。


考えてみれば、当たり前のことだなあという記事もありました。

『放射能雨がふれば空気も汚染』、読んでみれば、これは当然のことですね。

放射性物質はそれで消えるわけがないのですから……。




目 次





エンタメ@BlogRanking



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。