磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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被爆者・命の記録 急性障害・白血病・重複ガン

2006年08月05日 | 読書日記など
NHK総合2006年8月5日
NHKスペシャル選

被爆者・命の記録
(放送文化基金賞本賞受賞)


・現在、爆心一キロ以内での被爆者の重複ガンが増えている。
 ガンの研究、原因は染色体異常。【鎌田名誉教授】による

昭和40年からおよそ2千人の1キロ以内で被爆された方の研究がされていたという。

【重複ガン患者】が多いという。これは被爆の影響と考えられるという。

【被爆後の症状】
・急性症状
 放射線医学研究所(千葉市)の方が話すことでは、死亡者をだした東海村事故が広島第一中学で被爆した人と同程度の被爆線量だったという。
 3週間目で白血球の量がなくなったという。広島ではそのころ、被爆者が亡くなっていったという。
 半年後、広島第一中学の生存者は19名のみ。

・およそ10年後
 白血病が被爆者を襲うった。

・そして現在【重複ガン】が被爆者に多発。
 その一人に『原爆の子』の作者の一人片岡修さんもいた。
 

【原因】は染色体異常。転座という異常。
 被爆者の傷ついた染色体をマウスに。マウスの体に腫瘍ができたという。

・また女性では乳癌 【広島中央電話局】の女性たち。学徒動員、当時15歳。

・妊娠中の女性が被爆した場合、胎児(8~15w)に影響。
 畠中百合子(現在59歳)
 この10年で脳の研究でわかってきたという。
 脳の神経細胞が中央にかたまっているという。【京都府立医科大学の研究】より

同級生たちのホームページをつくる兒玉光雄さん



妊婦の被爆がよくないのは、レントゲン検査のときでも理解されていたことで、原爆以前からわかっていたことだと書く方もおられます。

今も裁判などに関わることには、正確に表現していただきたいと思います。


しかし、この番組もよいものだと思います。NHKならではだと思います。






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