特集
安全保障
日本周辺の安全保障環境が厳しさを増しています。政治や経済、外交など、日本の針路を考えます。
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防衛装備品の共同開発、整備協力を議論 日米両政府が初会合
2024/6/9 16:02 -
能動的サイバー防御、官民の連携不可欠 通信事業者、議論の行方注視
2024/6/7 19:57深掘り -
能動的サイバー防御、「通信の秘密」制約容認の局面か 透明性課題
2024/6/7 19:49深掘り -
海幕長、日韓防衛交流再開を評価 レーダー問題は「しっかり説明」
2024/6/5 09:51 -
政府、先島諸島の島外避難先を九州・山口の各県に示す 台湾有事念頭
2024/6/3 20:29 -
レーダー照射の事実解明「棚上げ」で協力強化 トゲの処理急いだ日韓
2024/6/1 21:21深掘り -
木原防衛相「自衛隊の安全は担保される」 韓国軍レーダー照射問題
2024/6/1 20:45 -
米中国防相会談 台湾問題など平行線 南シナ海情勢で中国をけん制
2024/5/31 20:28
連載
新着記事
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防衛装備品の共同開発、整備協力を議論 日米両政府が初会合
2024/6/9 16:02 272文字日米両政府は9日、防衛装備品の共同開発・生産や整備での協力推進を話し合う「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議（DICAS）」の初会合を防衛省で開いた。インド太平洋地域の抑止力強化や相互運用性の向上が狙いで、4月の首脳会談で新設に合意していた。 日本側は深沢雅貴防衛装備庁長官、米側は国防総省で
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能動的サイバー防御、官民の連携不可欠 通信事業者、議論の行方注視
2024/6/7 19:57深掘り 908文字サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御（ACD）」に関する有識者会議の初会合が7日に首相官邸で開かれ、政府は法整備に向けた作業を本格化させた。憲法21条が保障する「通信の秘密」や他人のサーバーへの侵入を禁止する不正アクセス禁止法などとの整合性をいかに確保するかが論点となる。 ◇ 情報セキ
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能動的サイバー防御、「通信の秘密」制約容認の局面か 透明性課題
2024/6/7 19:49深掘り 1805文字サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御（ACD）」に関する有識者会議の初会合が7日に首相官邸で開かれ、政府は法整備に向けた作業を本格化させた。憲法21条が保障する「通信の秘密」や他人のサーバーへの侵入を禁止する不正アクセス禁止法などとの整合性をいかに確保するかが論点となる。 ◇多様化、高度化
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海幕長、日韓防衛交流再開を評価 レーダー問題は「しっかり説明」
2024/6/5 09:51 649文字2018年のレーダー照射問題を巡る再発防止策を実施し、防衛交流を再開することで合意した日韓防衛相会談について、海自トップの酒井良海上幕僚長は4日の記者会見で「地域の安全保障環境の安定化に貢献する基盤を再構築できたことは大きな進展だ」と評価した。一方でレーダー照射問題を巡る事実認定は日韓双方の認識が
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政府、先島諸島の島外避難先を九州・山口の各県に示す 台湾有事念頭
2024/6/3 20:29 479文字台湾有事などを念頭に沖縄県の先島諸島（石垣島や宮古島など）の住民ら約12万人を島外に避難させる想定を巡り、政府は3日、市町村ごとの避難先を九州・山口の各県に示した。住民らが複数県に分かれて避難する自治体もあり、沖縄県は受け入れ先の県と具体的な手順のすりあわせを進める。 3日に熊本市であった九州地方
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レーダー照射の事実解明「棚上げ」で協力強化 トゲの処理急いだ日韓
2024/6/1 21:21深掘り 1942文字日韓両政府は1日、2018年に起きた韓国軍駆逐艦による自衛隊機へのレーダー照射をめぐって途絶えていた防衛交流の再開に踏み出した。一方、再発防止に向けた文書では、事実関係の認定は盛り込まれていない。核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮の動きなどを踏まえ、事実解明は脇に置いて協力関係の強化を優先した。
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木原防衛相「自衛隊の安全は担保される」 韓国軍レーダー照射問題
2024/6/1 20:45 450文字シンガポールを訪問中の木原稔防衛相は1日、日韓防衛相会談で2018年12月に起きた韓国軍のレーダー照射問題の再発防止策に合意し、日韓の防衛交流再開を決めたことについて、「長年の懸案だった再発防止は図られたと判断した」と語った。訪問先で同行記者団に語った。 日韓防衛相会談では再発防止に向けて部隊間の
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米中国防相会談 台湾問題など平行線 南シナ海情勢で中国をけん制
2024/5/31 20:28 791文字オースティン米国防長官と中国の董軍国防相は31日、シンガポールで会談した。米中国防相の対面での会談は2022年11月以来約1年半ぶり。台湾や南シナ海情勢を巡る議論では平行線をたどったものの、米中の偶発的衝突を回避するため両軍・国防当局間で意思疎通を継続していく方針を再確認した。 米国防総省によると
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米軍の多国間演習に自衛隊が初参加へ 日本国内でも各種戦術訓練
2024/5/24 15:45 506文字防衛省は24日、米軍が太平洋地域で行う大規模な多国間演習「バリアント・シールド」に、自衛隊が初めて参加すると発表した。演習期間は6月7～18日。日本国内でも各種の戦術訓練が実施される。 この演習は米軍が2006年から2年に1度、グアム島や北マリアナ諸島などで行ってきた。10回目となる今回は多くの国
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原子力空母レーガン、米へ帰還 8年半の任務終え横須賀離れる
2024/5/16 10:22動画あり 373文字米海軍横須賀基地（神奈川県横須賀市）に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンが16日、交代のためインド太平洋での8年半の任務を終えて日本を離れた。同型艦ジョージ・ワシントンが交代で再配備される。 出港前には空母の甲板で、艦長のダリル・カードン大佐が報道陣の取材に応じ「日本は素晴らしいホスト国だ
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日英伊の次期戦闘機、開発機関設立へ 条約締結承認案が衆院通過
2024/5/14 17:49 279文字日本と英国、イタリアの3カ国が次期戦闘機の共同開発管理を担う国際機関を設立するための条約締結承認案は14日の衆院本会議で、与党と立憲民主党などの賛成多数で可決、衆院を通過した。3カ国は今後5年程度で次期戦闘機の仕様や性能を確定させる方針で、2035年までの配備を目指す。参院での審議を経て、今国会で
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経済安保法、制定の背景は 柱となるSC制度、米欧はすでに導入
2024/5/10 19:30深掘り 863文字機密情報の保全対象を経済安全保障分野に広げる「重要経済安保情報保護・活用法」が10日、参院本会議で可決・成立した。重要な情報へのアクセスを有資格者に限るもので、政府が推進する経済安保政策の一環だ。 政府が重要経済安保情報保護・活用法を制定した背景には、人工知能（AI）や半導体など民間企業が持つ技術
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経済安保法、具体性欠いた国会答弁 政務三役は対象外の「穴」指摘も
2024/5/10 19:26深掘り 1064文字機密情報の保全対象を経済安全保障分野に広げる「重要経済安保情報保護・活用法」が10日、参院本会議で可決・成立した。重要な情報へのアクセスを有資格者に限るもので、政府が推進する経済安保政策の一環だ。だが、同法を巡っては、国民のプライバシーや知る権利が失われるのではないかとする懸念が消えない。 ◇
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身辺調査で「何を調べるのか…」 経済安保法、不明瞭な運用に懸念
2024/5/10 19:14深掘り 1825文字機密情報の保全対象を経済安全保障分野に広げる「重要経済安保情報保護・活用法」が10日、参院本会議で可決・成立した。公布から1年以内に施行される。重要な情報へのアクセスを有資格者に限るもので、政府が推進する経済安保政策の一環だ。だが、同法を巡っては、国民のプライバシーや知る権利が失われるのではないか
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陸海空3自衛隊を一元指揮 「統合作戦司令部」創設へ 改正法成立
2024/5/10 16:13 605文字陸海空3自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」の創設を柱とする防衛省設置法などの改正案が10日の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立した。2024年度末の発足に合わせ、米側も自衛隊との運用性向上へ在日米軍司令部の機能強化を検討している。日米双方は指揮・統制枠組みの見直し作業を加速させる
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経済安保法、参院委で可決 情報扱う人を適性評価、漏えいに刑罰
2024/5/9 17:19 716文字機密情報の保全対象を経済安全保障分野に広げる新法案「重要経済安保情報保護・活用法案」が9日の参院内閣委員会で与野党の賛成多数で可決した。10日の参院本会議で可決、成立する見通しとなった。国が身辺調査で信頼性を認めた人のみが情報を取り扱う「セキュリティークリアランス（適性評価）」制度の導入が柱で、漏
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日米、新型迎撃ミサイルに4700億円 中露朝の極超音速弾に対応
2024/5/2 16:47スクープ 1013文字日米両政府は、極超音速ミサイルに対応する新型迎撃ミサイルの共同開発費が総額30億ドル（約4710億円）超に上るとの推計をまとめた。米国防総省ミサイル防衛局が毎日新聞に明らかにした。日本側は10億ドル（約1570億円）を拠出し、迎撃ミサイルの推進装置などの開発を担い、2030年代半ばの完成を目指す。
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サイバー攻撃は「14秒に1回」 自民PT、能動的防御の強化提言
2024/4/24 16:31 233文字自民党の「サイバーセキュリティーに関するプロジェクトチーム（PT）」（座長・牧島かれん前デジタル相）は24日、サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」（ACD）の強化を政府に求める提言を発表した。 「サイバー空間は『常時有事』」とした上で、2023年に観測されたサイバー攻撃関連の通信数につい
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航空自衛隊スクランブル 2023年度は669回 72％が中国機か
2024/4/19 15:13 280文字防衛省統合幕僚監部は19日、領空侵犯の恐れがある外国機に対して航空自衛隊の戦闘機が緊急発進（スクランブル）した回数が2023年度は669回だったと発表した。22年度の778回から109回減った。対象は推定を含め中国が22年度比96回減の479回で、全体の約72％に上った。ロシアは同24回増の174
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日本、アメリカ、韓国 東シナ海で共同訓練 中国、北朝鮮けん制か
2024/4/12 21:10 275文字海上自衛隊は12日、米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を中核とする空母打撃群と、韓国海軍との共同訓練を11～12日に東シナ海で行ったと発表した。日米韓は複数年にわたる共同訓練計画を策定しており、今年夏には制服組トップの会談も予定。連携強化を通じ、海洋進出を強める中国や弾道ミサイルの発射を
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