北海道や石川でオーロラか 「太陽フレア」の影響で
気象庁は11日、地磁気観測所(茨城県)で地磁気の大きな乱れを観測したと発表した。8日ごろから発生している太陽表面の大規模な爆発現象「太陽フレア」によるものとみられる。
11日夜、北海道や石川県輪島市などで太陽フレアの影響とみられるオーロラのような現象が観測された。英国やスイス、中国など世界各地でもオーロラが報告されている。
情報通信研究機構(NICT)は10日、規模の大きな太陽フレアが8〜10日に6回発生したと発表した。人工衛星との通信に障害が起きたり、全地球測位システム(GPS)の誤差が大きくなったりする可能性があるとして、注意を呼びかけている。
気象庁によると、地磁気の乱れは11日午前2時5分に始まった。地磁気の乱れの大きさは、茨城県内の観測地点では1924年以降で9番目の大きさに相当するという。
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
-
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)