高速川崎縦貫線の殿町-大師JCT、10月開通
川崎市は18日、首都高速道路会社が建設中の高速川崎縦貫線(神奈川6号川崎線)で、川崎区の大師ジャンクション(JCT)と殿町出入口を結ぶ約2キロメートルの区間が10月に開通すると発表した。湾岸線などにつながる川崎浮島JCTと殿町出入口は既に開通しており、川崎市街から湾岸線や東京湾アクアラインが利用しやすくなる。
市によると、JR川崎駅前から羽田空港に向かう場合、一般道路を使うよりも途中から川崎縦貫線に乗った方が所要時間が12分短縮するという。2キロメートルのうち約700メートルがトンネルになる。
今回開通する区間の総工費約2900億円のうち、市の負担分は約170億円を見込んでいる。