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イスラム圏から留学生、労働者増加 増えるモスク、共存課題 36都道府県に105カ所

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金曜礼拝に集まったイスラム教徒=京都府八幡市の「イスラミックリサーチセンタージャパン」で2019年9月、鵜塚健撮影
金曜礼拝に集まったイスラム教徒=京都府八幡市の「イスラミックリサーチセンタージャパン」で2019年9月、鵜塚健撮影

 イスラム圏からの労働者や留学生の増加で近年、各地でモスク(イスラム教礼拝所)の開設が相次いでいる。早稲田大人間科学学術院の店田広文教授(アジア社会論)の調査によると、36都道府県で105カ所(2018年末)に上る。単なる礼拝場所ではなく、信者同士の交流や教育の場などさまざまな役割を担うモスク。開設の動きは今後も進むとみられ、日本社会との共生、共存が課題になる。【鵜塚健】

 「アラーは偉大なり」。京都府八幡市郊外のビル4階にある「イスラミックリサーチセンタージャパン」で、毎週金曜昼すぎ、祈りの声が響く。近隣で働くイスラム圏出身の約50~100人が集まる。

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