韓国の外国人移住労働者「賃金150万円を踏み倒され…」借金だけが残った
2022年12月から14カ月間、忠清南道論山(ノンサン)のあるイチゴ農場で働いていたAさん(21、カンボジア)の月給支払いは、昨年9月から不規則になった。週6.5日、一日9時間半働き、倉庫を改造した宿舎の費用が引かれて実際に支給される金額は約180万ウォン(約20万円)に過ぎなかったが、それさえも受け取れていなかった。社長は「金はすぐにやるから心配するな」と言ったが、結局4カ月半分の賃金と退職金、合わせて1300万ウォン(約147万円)を踏み倒された。Aさんは生活費として借りた300万ウォンの借金を抱え、3月に農場を出て行かざるを得なかった。