食品衛生学雑誌
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輸入ピーナッツ中のアフラトキシン汚染豆の割合とそのアフラトキシンB1濃度
平野 進島 鶴三島田 智子
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2001 年 42 巻 4 号 p. 237-242

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抄録

ブラジル,スーダン,インド及び台湾産のアフラトキシン自然汚染ピーナッツから,表面にカビの繁殖した豆及び半割れ豆をそれぞれ選別した.更にブラジル,スーダン及びインド産については残りのピーナッツを軽く焙煎し,渋皮を除去し,ピーナッツ表面に変色などのシミのあるピーナッツとその他に分けた.それらすべてのピーナッツについて一粒一粒又はそれに準じる方法でアフラトキシン汚染について調査した.その結果アフラトキシンは,主に豆の表面にカビの繁殖などがあった豆のほかに,渋皮を除去し表面に変色などのあった豆から検出された.これらアフラトキシン汚染豆の混入割合(%)と試料全体のアフラトキシンB1濃度の間には相関関係が認められた.

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© 2001 公益社団法人 日本食品衛生学会
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