The Wayback Machine - https://web.archive.org/web/20090122134930/http://music.jp.msn.com:80/special/folk/default.htm

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テレビやラジオでの特集番組、名盤復刻など再び脚光を浴びている'70年代フォーク。'06年9月23日には吉田拓郎とかぐや姫が'75年以来となる“つま恋コンサート”を開催。ブームはさらに熱くなる一方だ。日本におけるフォークは'50年代末アメリカのフォーク・リバイバルの影響を受けた'60年代前半のカレッジ・フォークから始まった。'60年代後半にはやはりアメリカのプロテスト・フォークの影響を受け、'70年代フォークの基礎が作られる。カバー中心のカレッジ・フォークとは異なり、自作の曲を歌うようになったフォークはやがて自分たちの日常を描き始め、圧倒的な共感を得た。しかし'70年代後半にはシンガー・ソングライター・ムーヴメントやロック、ポップス、AORなどを飲み込み、飲み込まれながらニューミュージックへと移行していく。“70年代フォーク創世・確立期”では'70年代フォークの基礎を作ったアーティストから黄金時代を確立した吉田拓郎までを特集。“70年代フォーク爛熟・発展期”では拓郎と並ぶスーパースター井上陽水から、ニューミュージックの先駆けとなったアーティストを。“ネオ・フォーク”では'70年代フォークを現在に受け継ぐ若手をピックアップ。さらに巷で話題のフォーク酒場まで、まとめてご紹介。

文/長尾 泰

 

70年代フォーク創世確立期

 

70年代フォーク爛熟発展期

 

ネオ・フォーク

 

フォーク酒場