2005年12月27日 (火)
hmv.co.jp独断と偏見のJP Top Singer第7位は松田聖子。今年25周年を迎えた彼女は、80年代の空前のアイドルブームと共にキラリと登場し、今日まで「アイドルとはかくあるべき!」というスタンダードな存在として芸能・歌謡界で輝き続けている。歌唱力・スタイル・言動・そして「スマイル」。全てが彼女らしさを形成する無二のもの。
永遠の天使…松田聖子。
松田聖子は日本のアイドル史でも歴史に残る偉大なアイドルの一人である。 女の子にとって彼女が歌番組で歌ったり、レコードを出したりすると、それはまるで輝くばかりに彩られた宝石箱を開けるような気持ちになる。そこにはキラキラと輝く世界が広がっているのだ。まさに夢見る少女を体現したような歌手。憧れをすべて詰めこんだ彼女の存在に女の子は熱狂したことだろう。
本名 神田法子
生年月日 3月10日
出身地 福岡県久留米市 血液型 A型
80年に「裸足の季節」でデビュー。新人賞を受賞。 続く「青い珊瑚礁」のミリオンヒットで一躍トップアイドルへ。楽曲面でも歌謡新人グランプリ受賞、新人賞特別賞受賞、日本歌謡大賞、FNS歌謡、日本レコード大賞・新人賞受賞など栄光ある冠を総ナメにする。
永遠の清純・少女性を感じさせる透き通った歌声、そして聖子カット、ラブリーワールド満載のオーラは、男子のみならず女子をも夢中にさせた。芸能界・スポーツ界・その他各界にも熱狂的なファンを持ち、後のアイドル界にも多くのフォロワーを続出。アイドルとしての金字塔を打ち立てたのも彼女の偉業のひとつだ。
松田聖子のアイドルとしてのパフォーマンスを他所にしても、キャンディ・ヴォイスと呼ばれる歌声と、高いレベルでの楽曲は筆舌せざるを得ない。
なんといってもアイドル時代の彼女へ楽曲提供をした作家陣は皆、そうそうたる顔ぶれだ。作詞面ではヒットシングルを連発させた松本隆に加え、作曲面では大滝詠一、細野晴臣、鈴木茂といった、はっぴいえんどを継承する面々が楽曲を提供。松任谷由実の変名「呉田軽穂」をはじめ、財津和夫、尾崎亜美、原田真二、南佳孝、来生たかおなどのニューミュージック界の超・実力派のアーティストらによって、松田聖子は数々の名曲を生み出したのであった。
そして80年代終わり以降はセルフ・プロデュースへと邁進していった。
その頃には郷ひろみとの噂を経て、清純派イメージから抜け出し、恋を知った女性へと成長。神田正輝との結婚、出産、離婚。結婚してしまうとアイドルの寿命はそこまでとなってしまう風潮をいとも簡単に払拭し、ますます色気と強さを増して、いわゆる“ママドル”に華麗なる変身を遂げる。 アイドル→恋愛→結婚・出産→離婚と、自分の信念のままに生きるそのライフスタイルには女性としても共感できるのではないだろうか。そこには羨望と嫉妬が表裏一体にもなるのだが。
けれども女としての幸福もしっかりと掴んでゆく様子は、日本版マドンナと評しても過言ではない。プロデューサーに原田真二を起用し、「あなたしか見えない」、 「Sound Of Fire」といったシングルをリリース。「あなたに逢いたくて〜missing You」などのあいかわらずの高い楽曲性でシングルヒット。00年には郷ひろみとのデュエット「True Love Story」をリリースして、世間を驚かせる。かつてのゴシップも逆手に取ってしまう強さ!しかしどんなに時を重ねようとも、すべてを“聖子ワールド”に染め上げてしまうあのカリスマ性。ピュアな歌声と可愛らしさが変わらないところも聖子が聖子たる所以だ。
ある調査で“永遠のアイドルといえば?”というアンケートでは見事どの年代からも必ず名前が挙がっていたのが松田聖子。日本において名実ともに文句ナシのNO.1アイドルというわけだ。
2005年にデビュー25周年を迎えた松田聖子は、精力的な活動をさらに活発化。1月にベストアルバム『Smile Seiko Matsuda 25th Anniversary Best Selection』をリリースすることからはじまり、プレミアムDVDのBOXセットを発売したり、篠山紀信撮影の写真集『赤いスィートピー』の発売、シングル3タイトルの発売、そしてオリジナルアルバム『Fairy』、コンセプトアルバム『Under Tne Beautiful Stars』の発売...と、まさにフル稼動状態。自身初の台湾コンサートも実現するなど、アジアでも絶大なる人気を誇っている。
通常価格(税込) : ¥3,146
セール価格(税込) : ¥2,832
%%header%%
%%message%%