昨年アジア最大級の音楽祭「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」で、大賞にあたる「年間アーティスト賞」を女性グループで初めて獲得した2NE1が、ついに日本上陸だ。
男性5人組、BIGBANGの妹分として、2009年3月に韓国でデビュー。米歌手、レディー・ガガ(25)を思わせるR&Bを基軸としたエレクトリックサウンドと、クールなダンスパフォーマンス、奇抜でカラフルなファッションが韓国のみならずアジア各国の若い女性の人気を集め、大ブレークした。
以来、発売する楽曲がことごとく音楽チャートで1位を獲得し、昨年の「MAMA」をはじめ、韓国を中心に30冠を獲得。その人気は欧米にも飛び火。米ヒップホップグループ、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アム(35)が彼女たちの映像をネットで見て「才能を感じた」と絶賛したほどだ。
ウィルは彼女たちを昨夏ロサンゼルスに招き、数曲レコーディングさせたほか、マドンナ(52)らを手掛ける人気デザイナー、ジェレミー・スコット氏(36)も4人の高いファッションセンスに将来性を感じ、オリジナル衣装を提供するなどワールドワイドな広がりを見せている。
そんな中、日本デビューが決定。昨年、エイベックスが4人のパフォーマンスを見て、楽曲の完成度の高さと洗練されたファッションセンスに驚愕。同時に韓国での輝かしい実績を知り、即座に交渉を開始し、争奪戦の末、契約にこぎ着けた。
今春発売のデビュー曲「GO AWAY」は、強い女性を表現した日本語詞曲。3月9日から着うたの先行配信も決定した。日本に続き米進出も視野に入れており、リーダーのCL(19)は「待ちに待った日本デビュー。ファンのみなさんの期待に応えられるよう頑張ります」とのコメントを寄せた。
K−POPガールズグループのトリを飾る2NE1が、今年の日本のヒットチャート戦線を華やかに盛り上げる。