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土砂崩れの生鼻崎トンネル 2年半ぶりに開通

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秋田 2020.12.15 19:40

おととしの豪雨の影響でおよそ2年半にわたって通行止めが続いていた男鹿市の生鼻崎トンネルが、大規模な補強工事を経て15日、開通しました。

男鹿市脇本の海岸沿い、国道101号にある全長462メートルの生鼻崎トンネルです。

おととし5月の豪雨では、男鹿市船川側の入り口付近で法面の土砂が崩れ、さらに崩落する危険もあったことから、県が国の補助金を活用して大規模な補強工事を行っていました。

1979年に完成して以来、度々土砂災害に見舞われている生鼻崎トンネル。総工費23億円をかけた今回の工事では、土砂が崩落した道路の部分およそ200メートルに渡って防護用のコンクリート製のトンネル「洞門」をつくりました。

また、崩落防止ブロックの設置や法面の補強も行うなど、恒久対策を施しました。

竣工式には、県や男鹿市の職員、工事関係者などが出席し、生鼻崎トンネルは、15日午後2時、およそ2年半ぶりに開通しました。

県内各地と男鹿市中心部を結ぶ生鼻崎トンネル。これで男鹿市脇本地区の国道101号は、隣接する生鼻崎第二トンネルと合わせて再び4車線化しました。