ブルックス・ケプカ

アメリカのゴルファー (1990 - )

ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、1990年5月3日 - )は、アメリカ合衆国のプロゴルファー。チャレンジツアー出身で、ヨーロピアンツアーで7勝、PGAツアーでは全米オープン・全米プロ連覇を含む9勝を挙げている。

 ブルックス・ケプカ 
2017全米オープン選手権競技表彰式
基本情報
名前 ブルックス・ケプカ
生年月日 (1990-05-03) 1990年5月3日(33歳)
身長 6 ft 0 in (1.83 m)
体重 186 lb (84 kg; 13.3 st)
出身地 フロリダ州ウェストパームビーチ
経歴
大学 フロリダ州立大学
現在のツアー LIVゴルフ
以前のツアー PGAツアー
ヨーロピアンツアー
チャレンジツアー
プロ勝利数 16
優勝数
PGAツアー 9
ヨーロッパ 7
チャレンジ 4
メジャー選手権最高成績
(優勝: 5)
マスターズ T2: 2019, 2023
PGA選手権 : 2018, 2019,2023
全米オープン : 2017, 2018
全英オープン T4: 2019
受賞
サー・ヘンリー・コットン
最優秀新人
2014
PGA最優秀選手賞 2018, 2019
PGAツアー最優秀選手 2018
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来歴 編集

フロリダ州ウェストパームビーチ出身。フロリダ州立大では3度のオールアメリカンに選出[1]。2012年に全米オープンに出場したが、カットライン6打で予選落ち。大学卒業後プロ入り。チャレンジツアーの大会チャレンジ・デ・カタルーニャで優勝。14年11月のターキッシュ エアラインズ・オープンでヨーロピアンツアー初優勝。そのシーズンの最優秀新人に選ばれる。2015年2月のフェニックス・オープンでは松山英樹やバッバ・ワトソンらを抑えPGAツアー初優勝。2014–15シーズンPGAツアーでは最優秀新人選手候補となる。

2016年にはダンロップフェニックストーナメントに出場、池田勇太とのデッドヒートを制し、初来日で日本ツアー初優勝を飾った。翌17年には全米オープンでメジャー初優勝[2][3]。同年のダンロップフェニックストーナメント・18年全米オープンでいずれも連覇を達成。全米プロゴルフ選手権でも2018年,2019年と連覇を達成した。

2022年には、LIVゴルフへ移籍した。

2023年、自身メジャー5勝目となる3度目の全米プロゴルフ選手権優勝を挙げた。同年第44回ライダーカップでは米国選抜主将推薦で出場。

プロ優勝 (16) 編集

PGAツアー(9勝) 編集

勝数
メジャー選手権 (5)
世界ゴルフ選手権 (1)
フェデックス・カップ・プレーオフ (0)
ツアー (3)
No. 年月日 トーナメント スコア アンダーパー 打差 2位(タイ)
1 2015年2月1日 ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン 71-68-64-66=269 −15 1打差   松山英樹,   ライアン・パーマー,
  バッバ・ワトソン
2 2017年6月18日 全米オープン 67-70-68-67=272 −16 4打差   ブライアン・ハーマン,   松山英樹
3 2018年6月17日 全米オープン (2) 75-66-72-68=281 +1 1打差   トミー・フリートウッド
4 2018年8月12日 全米プロゴルフ選手権 69-63-66-66=264 −16 2打差   タイガー・ウッズ
5 2018年10月21日 CJカップ 71-65-67-64=267 −21 4打差   ゲーリー・ウッドランド
6 2019年5月19日 全米プロゴルフ選手権 (2) 63-65-70-74=272 −8 2打差   ダスティン・ジョンソン
7 2019年7月28日 WGC-フェデックス・セントジュード招待 264 −16 3打差   ウェブ・シンプソン
8 2021年2月7日 フェニックス・オープン (2) 68-66-66-65=265 −19 1打差   イ・キョンフン,   ザンダー・シャウフェレ
9 2023年5月22日 全米プロゴルフ選手権 (3) 72-66-66-67=271 −9 2打差   スコッティ・シェフラー,   ビクトル・ホブランド

PGAツアープレーオフ記録 (0–1)

No. トーナメント 相手 結果
1 2016 AT&Tバイロン・ネルソン   セルヒオ・ガルシア 1ホール目、ガルシアがパーで優勝

ヨーロピアンツアー (7) 編集

勝数
メジャー選手権 (5)
世界ゴルフ選手権 (1)
ドバイ世界選手権 (0)
ツアー (1)
No. 年月日 トーナメント スコア アンダーパー 打差 2位(タイ)
1 2014年11月16日 ターキッシュ・エアラインズ・オープン 69-67-70-65=271 −17 1打差   イアン・ポールター
2 2017年6月18日 全米オープン 67-70-68-67=272 −16 4打差   ブライアン・ハーマン,   松山英樹
3 2018年6月17日 全米オープン (2) 75-66-72-68=281 +1 1打差   トミー・フリートウッド
4 2018年8月12日 全米プロゴルフ選手権 69-63-66-66=264 −16 2打差   タイガー・ウッズ
5 2019年5月19日 全米プロゴルフ選手権 63-65-70-74=272 −8 2打差   ダスティン・ジョンソン
6 2019年7月28日 WGC-フェデックス・セントジュード招待 68-67-64-65=264 −16 3打差   ウェブ・シンプソン
7 2023年5月22日 全米プロゴルフ選手権 (3) 72-66-66-67=271 −9 2打差   スコッティ・シェフラー,   ビクトル・ホブランド

チャレンジツアー (4) 編集

No. 年月日 トーナメント スコア 打差 2位(タイ)
1 2012年9月30日 チャレンジ・デ・カタルーニャ −16 (68-67-65=200) 3打差   アレッサンドロ・タディーニ
2 2013年5月5日 モンテッキア・ゴルフ・オープン −23 (66-67-62-66=261) 7打差   オガスティン・ドミンゴ
3 2013年6月2日 フレッド・オルセン・チャレンジ・デ・エスパーニャ −24 (64-66-64-66=260) 10打差   ルイス・クラベリエ,   エドゥアー・デュボワ,
  ベルント・リトハンメル
4 2013年6月23日 スコティッシュ・ハイドロ・チャレンジ −18 (70-66-62-68=266) 3打差   安秉勲,   アンドレア・パバン,
  スティーブン・タイリー,   サム・ウォーカー

日本ツアー優勝 (2) 編集

No. 年月日 トーナメント スコア 打差 2位(タイ)
1 2016年11月20日 ダンロップフェニックストーナメント −21 (65-70-63-65=263) 1打差   池田勇太
2 2017年11月19日 ダンロップフェニックストーナメント (2) −20 (65-68-64-67=264) 9打差   李尚熹
  プラヤド・マークセン
  ザンダー・シャウフェレ

アメリカ代表歴 編集

プロ

脚注 編集

  1. ^ Florida State Seminoles profile”. 2012年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月4日閲覧。
  2. ^ Brooks Koepka's Sunday in 2 Minutes”. USGA. 2017年6月19日閲覧。
  3. ^ Martin, Sean (2017年6月18日). “Late surge lifts Koepka to major triumph”. PGA Tour. 2017年6月19日閲覧。

外部リンク 編集

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