【代表Column】
日本テクノ株式会社の大政社長は、夢の新エネルギーとして水から発生させる、酸水素ガス(注1)『オオマサガス』の実用化をめざしている。

国(経済産業省)は、この”未知”のガス(注2)について、『混合気体』であるはずで、「爆鳴気」と同類とみなし、”危険物”=安全性を確認できないとして無視し、天然ガス・石油を原料とする”水素ガス”を(自動車の)『次世代エネルギー』としている。官僚にとって資源会社の既得権を脅かす、地産地消=分散型エネルギー源の発展は、天下り先を滅ぼすからだろうか?

ここにも、原発利権を推進・拡大してきたのと同様の、大規模開発型のエネルギー政策志向が見られる。現在、審議中の”再生可能エネルギー法案”も、個人のソーラーより、大企業による『メガソーラー』が有利にできる仕組みになっているようだ。(注3)

掲載の動画(KBC 2 )の中で、経済産業省の技術者、およびWikipediaの記述が投げかける疑問:『混合気体』ではなく、『酸素と水素が、何らかの特殊な結合をしていること』の証明実験=液化実験や、燃料として軽量バイクを運転する様子が映しだされる。

是非、読者にもご自身の目でご確認いただきたい。

2011/7/22 【川崎泰彦 記】

(注1)
酸水素ガス
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%82%AC%E3%82%B9
より
【引用開始】
酸水素ガス(さんすいそガス)は、水素 (H2) と酸素 (O2) の混合気体で、モル分率は水と同じ2:1とするのが典型的である[1]。耐火物製造時のトーチやガス溶接の燃料に使われている。
(略)
■ 疑似科学と詐欺
日本においても日本テクノ株式会社社長の大政龍晋が、水を低周波で撹拌しながら電気分解して得られた混合気体を酸水素ガスまたは「OHMASA-GAS」と名づけ、爆鳴気よりも安定で安全なエネルギー効率が高い燃料であるとして発明を主張している[11]。しかしその原理については説明されておらず、科学的な議論はない。大政は酸素と水素が通常の混合気体とは異なる何らかの特殊な結合をしているのではないかと述べているに留まる。また、電気分解に要する電気エネルギーよりも、ガスの燃焼によって得られるエネルギーのほうが大きいと説明しているが、これは永久機関が可能になるということと同義の主張となるため、既知の科学によって否定される。
【引用終了】

(注2)海外では、HHO (oxyhydrogen or “Brown’s gas”)、またはブラウン・ガス(注
として知られている。

Oxyhydrogen
Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Oxyhydrogen

Stanley Meyer’s water fuel cell
Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Stanley_Meyer%27s_water_fuel_cell

(注3)
竹村英明の「あきらめない!」
再生可能エネルギー促進法をチェック
http://blog.goo.ne.jp/h-take888/e/022a763030ca237b06f0d45bb5e8fee3
より
【引用開始】
第3条、「調達価格及び調達期間」
経産省が毎年度の開始前に決めることになっています。
「経済産業省令」で、経産省の手の中にあるのです。
【引用終了】

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老兵は黙って去りゆくのみ
2011-07-17
じじぃの「日本テクノ・オオマサガス・下町の発明王!ウェークアップ」
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20110717/1310850569
より
【転載】
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■ 水から酸水素ガスを発生させる振動攪拌装置を発明

日本テクノ株式会社 大政龍晋 社長
http://www.ktpc.or.jp/kp/101600/index.html

【日本の技術】水から生まれた新燃料
dreaminggun さんが 2009/11/02 にアップロード

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KBC 1
watermemory さんが 2010/09/02 にアップロード

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KBC 2
watermemory さんが 2010/09/02 にアップロード

【要約 書き起こし】
国側(経済産業省)の技術者の見解:
オオマサガスは水の電気分解で発生→水素と酸素の混合物。混合物は法律規制されていて、それを使っては危ない。
大政社長:合成物では?
国側技術者:混合物ではないということを、まず確かめないといけない。
水の電気分解で発生:水素と酸素→「爆鳴気」と同類とみなす。
爆発の危険性大。法律で規制。
――――――――――――――――――
大政社長:
振動攪拌を与えた状態で電気分解→混合状態でなく、何らかの結合状態。
――――――――――――――――――
2008年9月、二階俊博経済産業大臣(当時)を訪問
――――――――――――――――――
国(と世界)が次世代エネルギーとして注目しているのは、”水素”
オオマサガスが、水素より優れていて、水素より安全な点を証明しなければ、見向きもされない。
――――――――――――――――――
2008年10月、独自の実験装置で、オオマサガスを(絶対零度近くまで)冷却し、液化に挑戦。ガスの液化が始まったのは、-180℃前後。
混合物であれば、青っぽい液体がでるはず。→青っぽい液体でなく透明な液体が出てきた。
――――――――――――――――――
さらに不思議な現象。
-230℃。混合ガスであれば、水素は気体、酸素は固体でなければならない温度。
ところが、試験管の中は、液体のみ。
さらに、ラマン分光器を導入、液体の質量を測定
分析会社 担当者:この温度まで冷やせば、水素が出ると思っていたので、出ない(検出されないのは、不思議。
――――――――――――――――――
2010年6月、オオマサガスでエンジンを動かし、バイクを走らせた。
共同開発の海洋大学・伊藤雅則教授:
圧縮・爆発を繰り返して、安定してエンジンが動くということ。
それが、このガスの安全性を証明している何よりの事実。
【以上】

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新エネルギー! HHOガス
ysknsky さんが 2011/07/15 にアップロード

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ウェークアップ!ぷらす 2011/07/16 日本テレビ
特集 町工場で新エネルギー”下町の発明王”が水から作る”奇跡のガス”とは?
http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20110717/1310850569
より
【引用開始】
(略)
大政社長、「これが水だから水素原子と酸素原子が入っている」
この泡が新エネルギーとなる“奇跡のガス”だという。この水素と酸素の混合気体を“オオマサガス”と名付けた。

――――――――――――――――――
五十嵐アナ、「オオマサといいますと社長のお名前ですね」
大政社長、「私の名前なんだけれども…。Oxgen(酸素) Hydrogen(水素) Mixing(混合) Atomic(原子) Symmetrized(調和した) Aeration(気体) GASS…オオマサガス。偶然なんだけど僕の名前」
水から作ったオオマサガス。
19年間におよぶ研究を重ねそのエネルギーとしての可能性は広がっているという。

――――――――――――――――――

 ■「火力」。水からできたガスが高熱を放つ。
すでにオオマサガスは金属加工の現場では実用化されているのだ。
炎が細く直線的に出せるため、通常のバーナーより金属の切断面がきれいに仕上がるという利点がある。
(略)

――――――――――――――――――
■「燃料」。燃料として使用するため共同研究を行った、東京海洋大学で実験の成果を見せてもらった。
35CCのオートバイに入っているのはオオマサガスだけ。
五十嵐アナ、「エンジンかかりましたね」
アクセル全開で踏んでます。
水からできたエネルギーでしっかりとバイク動いてます。
そして今年、“日経【産業】新聞の1面を飾ったオオマサガス。実用性に向けて大きく前進したのだ。

――――――――――――――――――
東京海洋大学との共同研究により、プロパンガスと半々で混ぜることで自動車まで動かすことが出来るという。
五十嵐アナ、「すごくしっかりと走り始めましたね」
普通の車に乗っているのと全く変わらないこの方法を共同研究した東京海洋大学の教授は、プロパンガスを半分にすることで大幅なコストダウンだけではなく、排ガスまで減ったと語る。

――――――――――――――――――
海洋大学海洋工学部・伊藤雅則名誉教授、「こういうかたちでオオマサガスを使うと安全に普通の(プロパンガスの)性能が出せる。もしくは普通以上の性能が出せる」
そういう意味ではこのガスは実用性のあるガス。

――――――――――――――――――
大政社長はこの技術を発電にも応用。その成果は驚くべきものだった「発電」燃料に使ったオオマサガスとプロパンガスの混合ガス。
これで市販の発電機を動かしたところ驚くべきことが分った。
2kwh(キロワットアワー)の電力で作ったオオマサガスで発電したところ、なんと2倍以上の5kwhを発電したという。
大政社長、「それは普通の学問では永久機関といって、ありえない」
いったいどういうことなのか?

――――――――――――――――――
10kwhの電力を使ってできるオオマサガスと同じ量のプロパンガスを混合するとおよそ40kwhの発電が可能だった。
プロパンガスだけなら20kwっ発電することが分っているので計算上、オオマサガスは半分の20kwhを発電したことになる。つまりオオマサガスが2倍の電気を発電したということなのか?

――――――――――――――――――
理由は分らないが、オオマサガスを混ぜたことでプロパンガスの燃焼効率が上がったとも考えられる。
まだ解明されていないだけに謎の多い“オオマサガス”。
大きな夢が小さな町工場から広がっている。
大政社長、「いずれは私の技術が、オオマサガスは世界共通のエネルギーの基礎になる」
【引用終了】

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酸水素ガス(HHOガス)の作り方 パート1
SMTVJP さんが 2009/06/16 にアップロード

酸水素ガス(HHOガス)の作り方 パート2
SMTVJP さんが 2009/06/17 にアップロード

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1件のコメント on 2011/7/16【動画】+【代表Column】水から生まれた新燃料『オオマサガス』は、官僚+企業・共同体を脅かす、夢のフリー・エネルギーか?

  1. Name より:

    次世代エネルギーと送電線の国有化(THINKER blog)
    http://thinker365.blog130.fc2......ry-64.html

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